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本文は3309文字です。
KAPLAという積み木をご存知ですか?
ひとつの形の板から表現力豊かな作品を作り出せる積み木です。
このカプラのシリーズからはアートブックという作品集が販売されているのですが、このアートブック、ほとんどの作品が写真だけで作りかたの解説はないのですよね。
何枚あれば作れるかな?どうやって作ればできる?という感覚は、色々作ってみないと身につきません。
というわけで今回は中級のアートブック(赤)から橋を作ってみたので、必要になった枚数・作りかたについて解説します!
KAPLAで橋を作るのに必要な枚数は?
こちらは215枚でした!
カプラのセットでいえば、280ピース以上のセットが必要ですね。
200ピースをお持ちの場合は、100ピースを買い足すか、KAPLA Challengeというバランスゲームを購入すれば作れます。
アートブックは280ピースのセットについてくるので、そのセットを持っている人向けの枚数設定という感じがしますね。
カプラ橋の作りかた
動画で作りかたを見る
まずはこちらの動画からご紹介します。
1枚ずつの作りかたを知りたい!という方に向けて、コマ撮りの動画を撮影してみました。
音楽が流れますので音量にご注意ください。
動画を撮ってみたのは初めてなので、見苦しい部分があったら申し訳ありません。
こうした方がいいよ!という部分があったらコメントで教えてください。
写真で作りかたを見る
最初に、2つのコの字を向かい合うように置きます。
このとき、向かい合う辺ができるだけ平行になるように気をつけてください。
2つのコの字の間は、約2枚分です。
(今回はそれより少し狭いです)
2段目は、まず中央側に板を3枚寝かせて重ねます。
その横には1枚立てて置き、その隣は1枚寝かせて置く、という置きかたを繰り返していきます。
4本立てたらストップ。2段目は完成です。
端っこの板は、バランスを取るように注意しながら左端を合わせて置きます。
あとは、STEP2で作った2段目と垂直になるように、2枚を両端に合わせて平行に並べます。
最終的に、コの字の先が少しだけ内側に飛び出すようにしましょう。
反対側も、3段目までを作ります。
STEP2, 3と同じやり方ですが、左右対称になるように気をつけてください。
STEP4でコの字ができたとき、1段目と同じ形なのに気がつきましたか?
あとは同じ手順の繰り返しです。
13段目までいったら、橋を渡していよいよ仕上げに入っていきます。
この時点で、ほとんど橋はくっつきそうな状態になりました。
2枚のカプラを中央に合わせて置きます。
このとき、あまり間が空きすぎると橋渡しの難易度が上がるので注意してくださいね。
STEP7で渡した2枚の板の上に、7枚の板を立てて・寝かせてを繰り返しながら並べます。
これは土台になっている2枚の上にぴったり収まるようにします。
(真ん中側から)2枚立てて積み、その横に1枚寝かせ、寝かせた板の上に1枚立てます。
その逆T字になっている板の横に1枚立てて、段々になるように並べます。
最後に、その横に2枚寝かせて置いてください。
今作った土台の上に、5枚を階段状に重ねていきます。
5枚目はSTEP9で積んでいた2枚目の板とぴったり重なるようにします。
真ん中部分はこのあと積むので、一旦2枚だけ渡しておきましょう
右側も同じように階段を作ると、中央部分が一段分へこんだ左右対称な形ができます。
1段分へこんでいた中央部分には、4枚の板を隙間を開けて並べます。
この時、2段下の空洞と合わせるように並べるときれいになります。
いよいよ最終仕上げの段階に入りました。
先ほど並べた4枚で、左右の階段から続く平べったい平面ができているので、その上に再び隙間をあけながら5枚並べます。
5枚の真ん中にくる板が、綺麗に真ん中に置かれているかを確認してください。
5枚並べたら、その上には4枚、その上には3枚、最後に2枚と1枚ずつ減らしながら乗せていきます。
これにてカプラの橋が完成です!
まとめ
今回は、フランスの積み木KAPLAで橋の作りかたを解説しました。
なるほど、中級レベルのアートブック(赤)に載っているだけあって、意外にもたくさんのピースを必要としますし、ところどころ慎重さを必要とする作品ですね。
ぜひみなさんも作ってみてください。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
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