安心安全な情報発信のため誤飲チェッカーを買いました

記事内のリンクには広告を含みますが、ご紹介している書籍・おもちゃの感想は「好き」を大切に正直な気持ちを書いています。ぜひ最後までお楽しみください。
JFPA誤飲チェッカー

この記事は約4分で読めます。
本文は2610文字です。

おもちゃについて発信するにあたって、「おもちゃに対する専門性をいかに身につけるか」をずっと考えています。

そして、ひとまずの結論として、ご紹介していくおもちゃの安全性を保証するために「誤飲チェッカー」を購入したことをここにご報告します。

目次

専門性を身につけるためにおもちゃの資格は必要?

その分野の知識を身につけるのに手っ取り早いのはなんらかの資格をとることでしょう。

巷にはおもちゃに関する資格がたくさんあります。

ただ、それでいいのか?
民間で作られた資格をとれば、専門家だと言えるのか??
そのことについて自問しています。

普段人文学の研究者として仕事をするわたしにとって、専門性はとても大きな武器です。
人文学で博士号を取るということは、そのテーマについて自分が過去も含めて世界一になるということだからです。

しかし、おもちゃに関する資格はそういう類のものではありません。

どちらかというと、ある一定のレベルを超えられる(=平均レベルよりは知識がある)から人に教える側に回ることもできる、というものですね。

大学で例えるなら、学部教育でしょうか。

大学院まで進んだ立場から振り返ると、学部教育ぐらいでは「専門性」は身につきません。
教養がつく、くらいだと思っています。

学部教育を終えたあとの知識量では、ほとんどの好事家には敵いませんからね。

わたしはおもちゃの資格取得に伴って得る知識で他人の子を保育したいという気持ちがあるわけではないので、どちらかというと好事家よりでいいのです。

自分の子以外を保育するのであれば、そうも言ってられないので資格を取るでしょうけれど。

また、おもちゃの資格はどれも実践演習を伴うため、受講料は安くありません。

性質が性質だけに、一発勝負の試験でもありません。

わたしはおもちゃで自分の子どもを幸せにしたいのであって、その過程で得た知識や経験をほかの保護者さまにもシェアしたいだけなのです。

だからこそ、おもちゃとのかかわりは「わが子のため」という第一目的を見失うわけにはいきません。

養成講座は、資格取得という自己投資にお金をかければ子どものためになるという確信が持てたときに、初めて受講すると思います。

今のところは、おもちゃを通した子どもとのかかわり方を学ぶ上で、資格をとることは必須要件ではないと思っています。

資格以外にできること

だからといって、ブログで好き勝手に言ってよいなどとは思っていません。

言葉にする以上は責任があります

わたしはおもちゃメーカーやおもちゃ屋の人間ではなく、ひとりの消費者です。

そこには利害関係というしがらみがないため、素直な感想を口にすることができます。

ですが、同時に自制も必要です。

このブログはアフィリエイトリンクを使っているからです。

アフィリエイトリンクを使うということは、その商品を売ることで自身に金銭的利益が発生することを望んでいるわけですよね。

アフィリエイトリンクを踏むことにより、読者の方に金銭的デメリットは一切発生いたしません。

この売り上げはブログ運営にかかるサーバーの維持費用とおもちゃの購入に充てることを意図して設定しているものです。

といっても、実際にはまだほとんど設置していないので、売り上げなどありませんが…

もちろん、稼ぎたいからといってオススメできないものの購入を勧めたりは誓っていたしません。それは約束します。

公式サイトや直接店舗で見て確認していただいた方が良い商品については、そのようにお伝えします。

安全性に配慮した情報発信を心がけます

わたしは、わたしの記事を読んでくださる読者の方に対して誠実でいたいと思っています。

だから、ただおもちゃが好きなだけの素人の発信として、いまできること。

それを考えた結果、第一に、安全性に配慮した情報提供をすることだという結論にいたりました。

なかでも、一歳児の娘を持つ親として、誤飲は日々の生活のなかでもとくに気をつけていることです。

そこで、おもちゃの美しさ、遊びの広がり、楽しさに気をとられて安全性を見落とすことのないように、誤飲チェッカーを導入しました

こちらは一般社団法人 日本家族計画協会(JFPA)が専売しているもので、医師の監修に基づいた商品です。

全国の小児医療機関や保育施設等で使われています。

子どもの口腔と誤飲チェッカーの側面図(JFPA「誤飲チェッカー」より引用)

一般家庭ではよく母子手帳についている誤飲チェックシートやトイレットペーパーの芯で代用されていますね。

しかし情報を発信する者の責任として、より厳密に測れる誤飲チェッカーを使うことにしました。

この誤飲チェッカーなら、赤ちゃんの最大口径約32mmだけでなく、3歳児の最大口径約39mm、かつのどの奥までの距離51mmよりおもちゃが大きいかどうかを正確に測れます

サイズが際どい商品については、必ずこちらで確認してから情報発信をいたします。

まとめ

今回は、信頼できるおもちゃ情報発信のために、誤飲チェッカーを導入したというご報告をいたしました。

まずは安全性からですが、今後はおもちゃに関する世界の安全基準や選びかたについても、書籍なども使いながらより深く調べ、記事にしてお伝えしてまいります。

よいおもちゃの紹介だけでなく、よいおもちゃについて知りたいと思った方がしっかりと学びを得られるようなサイトづくりをしていきます。

ヨーロッパの安全基準等、日本語で手に入れにくい情報については、できる限り原文から翻訳してお伝えします。

そのような知識の蓄積が、専門性を身につける第一歩だと思っています。

実践経験については、しばらくの間子育てベースとなりますことをご了承ください。

これからも、おもちゃ好きママの雑記ブログをよろしくお願いします。

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

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コメント

コメント一覧 (2件)

  • 突然失礼致します。
    こちらのWEBページの「安心安全な情報発信のため誤飲チェッカーを買いました」というタイトルのページのカメのおもちゃがチェッカーに入ってるものは、チャッカーで試した結果安全という結果になるものでしょうか。

    • お返事が遅くなり申し訳ありません。
      中にすっぽり入ってしまうものは完全に誤飲サイズということになりますので、安全性の面からおもちゃ棚から取り除いています。
      長さだけが少しだけ飛び出す場合も喉の使い方によっては飲み込めることもありますから、注意すべきだと思います。
      タイトルのカメのおもちゃはなかよしライブラリーさんの動物積み木ですが、一部小さな動物が含まれていました。
      誤飲の心配がなくなったら子どもに与えるつもりで、それらのおもちゃはまとめて手の届かないところに保存しております。

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