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本文は3798文字です。
今年も無事新年を迎えまして、なにかお正月にちなんだ作品を作りたくなりました。
KAPLAという積み木を手にとり、チャレンジしてみたのは鏡餅。
オリジナル作品です。
少し枚数が多いので作れる人は少ないかもしれませんが、この記事ではカプラで鏡餅を作る方法について解説します。
レベル:中級
カプラについてはこちらの記事でご紹介しています。
ぜひチャレンジしてみてください。
KAPLAで鏡餅を作るのに必要な枚数は?
今回の作品は、台座に184枚、お餅に162枚の計346枚のKAPLAを使っています。
200枚入りをお持ちの方は、お餅だけカプラで作って、おうちにある板やトレーなどを台座として使ってもよいかもしれませんね。
1セットで作るのであれば、1000ピースのセットが必要になります。
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カプラ鏡餅の作りかた
動画で作りかたを見る
まずはこちらの動画からご紹介します。
1枚ずつの作りかたを知りたい!という方に向けて、コマ撮りの動画を撮影してみました。
音楽が流れますので音量にご注意ください。
写真で作りかたを見る
台座編
まずは台座を作っていきましょう。
台座作りに必要なカプラは184枚です。
四隅が交互に飛び出るように4枚を正方形に組みます。
少し安定感を出すために、先ほどとは逆向きに2段目を組みます。
7段分組みます。
四隅は交互に飛び出しているので、まるで「あられ組み」と言われる加工をしたような見た目になります。
中が空洞だと上の台座が作れないので、中身を足していきます。
右上と左下には2段分使って正方形を作ります。
左上と右下には、4枚を重ねて置いておきます。
STEP4で作った土台の上に、それぞれカプラを立てていきます。
右上と左下には角の部分にそれぞれ1本ずつ(4枚が真ん中を向くように斜めに)立て、その上に、下部分と同様、4枚の板を使って正方形を作ります。
左上と右下は、重ねて置いた4枚の板の上に2本ずつ(やはり向き合うように斜めに)立て、その上に、1枚の板を置きます。
写真の①②の部分は2枚を重ねて置きます。
あとは隙間を埋めるように置いていき、最終的にSTEP5の左上、右下の板と高さを合わせます。
いよいよ台座の作成に入るために、一段分板を並べていきます。この時、できるだけ隙間を埋めるようにしておくと安定感が増します。
今回は、計12枚並べました。
いよいよ台座の上の部分の作成に入ります。
ここで意識するのは、左右の飛び出しです。
左右には11枚ずつ並べ、開いてしまった上下の部分には4枚ずつ並べます。
一枚の板を載せたようにきっちり並べると綺麗になりますよ。
今度は上下に14枚ずつ、左右に3枚ずつ並べます。
全体がだいたい正方形の板に見えるようになります。(14×13なので、厳密には少しだけ横が長いです)
ここもしっかり一枚板に見えるよう、隙間を作らずに並べることを意識します。
これにて台座は完成です!
あとはお餅を作る途中で縁取りをすることにしましょう。
お餅編
続いてお餅を作っていきます。
お餅に使うカプラは162枚です。
内側の辺が正六角形になるように意識しつつ、6枚を寝かせて並べます。
お餅の膨らみを作るために、少しずつ間隔を開きながら1段に6枚ずつ並べていきます。
下の段の角を隠すように積んでいけば、丸いフォルムになっていきます。
台座にはこのあと縁取りをするので、3段目を積んだ時点で台座の端から1枚分くらいのスペースを開けておくようにしてください。
少しずつ間隔を開きながら並べていきますが、鏡餅は平べったいお餅なので、上にいくにつれて膨らみの程度は小さくなっていきます。
11段目ぐらいまで積んだら、下段のお餅の膨らみはピークに達するようにしてください。
台座と同じくらいの幅にすると綺麗だと思います。
ある程度下段のお餅を積んだら、台座の縁取りをしていきます。
【上から見た図】と書かれたタブを押していただければわかると思いますが、正面に3枚、左右に2枚ずつ立てて並べます。
本来なら奥側も縁取りたいところですが、今回は正面からだけ見えればいいということで省略しました。
正方形にはできないので、正面の3枚は左右が少し飛び出すような形になります。
今度は下段のお餅を仕上げていきます。
1段6枚の間隔を徐々に狭くしていき、限界まで狭くなったら5枚、4枚と減らしていきます。
コツは、5枚・4枚と積んでいくときに、タブの切り替えで見られるように渦を巻くように並べることです。
渦を巻くように並べると、角を合わせて並べるときよりも小さな輪を作ることができます。
上段のお餅は1段に4枚ずつで作っていきます。
角を隠すように交互に積んでいくことは変わりませんが、下段のように膨らみは大きくなりすぎないように注意します。
上段のお餅は、渦を巻くように組んだ4枚の上に少しだけ引っ掛かるように5枚を並べて完成させます。
上から見た図は下のタブを切り替えてご確認ください。
最後にもう少しだけ立体感を出すために、3枚の板を並べます。
その上にみかん(あるいはみかんに見立てたおもちゃ)を置いたら、完成です!
おつかれさまでした。
まとめ
今回は、フランスの積み木KAPLAで鏡餅の作りかたを解説しました。
カプラはたくさんのピースを使って大きな作品を作れば、曲線も表現できるようになります。
個人的には台座の中身の高さを合わせて一枚板のように仕上げる作業や、台座の一番上を飛び出す工夫に頭を使いました。
一度このような作品の作りかたを覚えてしまえば、作れる作品の種類は一気に広がると思います。
ぜひみなさんも作ってみてください。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
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